財満健太さんと音響監督さんの話
現在放送中のプリティーシリーズ『キラッとプリ☆チャン』に『えもパパ』役として財満健太さんが出演した話をこちらの記事に書きました。
さすがプリチャン、ものすごい反響の大きさです。中には「あのキャラの人だ!」と別の出演作のキャラの名前を挙げているファンの方もいらっしゃって、とっても嬉しかったです!出演作が増えれば増えるほど「あのキャラ」と挙げられる役の種類も増えて嬉しい限りです。
今回もそんなプリチャンとえもパパにちなんだ話をしたいと思います!というよりひとつの記事にまとめようとしたものの長すぎて分割した話です。
プリチャンにえもパパ役として出演された財満さんですが、過去にも『アニメガタリズ』の『阿佐ヶ谷修吾』役や、現在NHKで放送中の『ピアノの森』では『誉子父』役など、プリチャンも含め3作品で父親役を演じています。
アニメガタリズもピアノの森もとても面白い作品なのでぜひ!おすすめです!
そしてこの3作品には共通点があります。それは音響監督が長崎行男さんという方なのです。
そもそも音響監督という仕事はどのようなものなのか、Wikipediaに聞いてみましょう。
アニメーションの場合
まず監督・プロデューサー・原作者などと相談し、適宜オーディションを行いながら声優のキャスティングを行う。最終決定権は監督にあるが、音響監督にもある程度の権限があるため、才能を見込んだ声優を起用して育てることもある。
音響の監督さんということで、声優さんと大変関わりが深い役職です。
以前長崎さんが出演されたイベントに参加したことがあるのですが、そのときに「キャラと声が合ってない場合は音響監督の責任」と仰っていました。それぐらいキャスティングと関連のある立場の方です。
その長崎さんがプリチャン6話に関してこのようなツイートをしていました。
「プリチャン」えもえも回、お楽しみいただけたでしょうか?
— 長崎行男 (@Kameari_Kanata) 2018年5月14日
今回、えもちゃんの家族も登場し、レギュラー出演者の数も増えて来ました。
これからも池畠監督人脈、長崎人脈、そして、「プリリズ」&「プリパラ」人脈を合わせて、様々なキャラクターに、様々な役者さんが登場するので、乞うご期待❣️
レギュラー出演者!!!!レギュラー出演者ですって!!!!
えもパパも言わずもがなえもちゃんの家族なので、つまりはレギュラー出演者のうちのひとりに財満さんが含まれているということです。プリチャンは長期アニメなので、最低でも1年は放送が約束されています。すごくないですか????これから1年は確実に推しに出演作があるんですよ????1年間推しの演技を聞けることが約束されているんですよ????すごすぎないですか!!??
もうね、生きるしかない。この1年、生きるしかないです。 ホビーアニメの醍醐味はまさにこれ!!!ありがとうプリチャン!!!!1年間身も心も女児になります(?)
さらにこの『長崎人脈』のところ、ここですよ。ここがポイントなんですよ。
上に書いた通り、財満さんは長崎さんが音響監督を務めている『アニメガタリズ』『ピアノの森』『キラッとプリ☆チャン』、これらすべての作品に父親役としてキャスティングされています。それはつまり長崎人脈のひとつが財満さんということじゃないですか!!??え、えも〜〜〜い!!!!
財満さんが長崎さんの作品に初出演したのは『アニメガタリズ』でした。上で紹介した通り、アニメガタリズでは阿佐ヶ谷修吾さんという主人公の父親役を演じた財満さんですが、この3作品すべてが父親役というのは決して偶然ではなく、おそらくそれがきっかけで長崎さんに父親役としてのお芝居を買われたのだと思います。音響監督さん、それもかなり有名な人に才能を買われるってものすごく強みですよね。声優をキャスティングする音響監督さんの人脈のひとつにリストアップされているというのは、役者をするうえで最強の武器を手に入れたも等しいと思います。ファンの贔屓目抜きにしても素晴らしい役者さんであるひとつの証ですね!財満健太さん、天才だなぁ〜〜〜!!!!優勝!!!!
さらに続いてこちらです。
深夜のワンクール物(1期、2期と継続するシリーズもありますが)も良いのですが、新人声優を育成する場としては、1年物のアニメ番組がもっと増えることを望みます。
— 長崎行男 (@Kameari_Kanata) 2018年5月14日
収録現場での経験も貴重なのですが、放送された作品を観て、自分自身で悩み考え、その結果を反映させる場が必要だと思います‼️
いや、現状を鑑みるに、アニメ音響監督の仕事の大きな部分に、「新人育成」という命題が課せられていると思います‼️ https://t.co/XG9smkhyQV
— 長崎行男 (@Kameari_Kanata) 2018年5月15日
え、えっも〜〜〜!!!!えも!!!!えもえも!!!!嬉しさとえもさでえもえもオタク泣きをしてしまいました。え、えも…………えもすぎて息ができません…………。
Wikipediaから引用した文章の中に『才能を見込んだ声優を起用して育てることもある』というひと文がありますが、まさにこれにぴたりと当てはまると思います。「新人声優を育成する場としては、1年物のアニメ番組がもっと増えることを望みます」と仰っていますが、その1年もののアニメ番組であるプリチャンに財満さんをキャスティングしたということは、財満さんを育成するという意味合いも強いのではないでしょうか。
つまり才能を見込まれているんですよ!!!!見込まれたうえで育成されているんですよ!!!!名だたる音響監督さんに育成される財満さん、すごすぎないですか!!??現段階で最高のお芝居をされるのに、音響監督さんによってそれがますます磨かれるってことですよね!!!!磨きあげられたダイヤがさらに職人の手によって磨きあげられるなんて、光りすぎて光になっちゃいますよ!!!!(?)
放送された作品を観て、自分自身で悩み考え、その結果を反映させながら財満さんはいつもお芝居を重ねているんですよね。そうして完成させたものをファンは授与しているわけで、本当に感謝しかありません。そのありがたみを大事に噛み締めながら、財満さんが悩み考え作り上げたお芝居は本当にかけがえのない素敵なものですよ、という感謝の気持ちをこれからも伝え続けようと思います!財満さん、いつもありがとうございまんです!!!!
ここまでは長崎行男さんに関する話ですが、もう御一方財満さんと関わりが深い音響監督さんがいらっしゃいます。蝦名恭範(えびなやすのり)さんです。
・フューチャーカード バディファイトX オールスターファイト
・恋愛ラボ
えびなさんが音響監督を務めているこちらの5作品(バディファイトシリーズはまとめて1カウント)に財満さんが出演されています。ということはこちらに関してもえびなさんの人脈のひとつに財満さんが含まれているのかもしれません。
ダァァァァン!!!! pic.twitter.com/ovwc9R6Iag
— 財満健太 (@zaiman_k) 2016年6月1日
うまそー‼️
— えびなやすのり (@yasunorisan) 2016年6月1日
六厘舎に入れそうになかったので東京駅にて牛タンネギ塩ラーメンでございまん(@ ̄ρ ̄@)
— 財満健太 (@zaiman_k) 2016年6月1日
……というよりも、ツイッター上でもよくラーメンの話題で盛り上がっていたので、ラーメン仲間なのかもしれませんね!
そんな感じで出演作から音響監督さんとの関係を読み解いてみましたが、この記事をまとめながら園崎未恵さんのこちらのツイートを思い浮かべていました。
夜中の戯言ですが、先日後輩さんと「“売れてる”には二種類あって、“名前が売れてる”と“現場で売れてる”てのがあって、この業界、それらは必ずしもイコールではないんやで。」って話をしました。
— 園崎未恵*舞台メビウス6/29(金)-7/3(火) (@Sonozaki_mie) 2018年3月20日
毎日仕事してるから知名度高いのかっていうと別にそうでもないよって話。
音響監督さんから才能を見込まれて仕事を振られるというのは、『現場で売れてる』というひとつの事例なのかもしれません。『名前が売れてる』というのはおそらく知名度の話だと思うのですが、財満さんの場合そこだけ見ると正直まだこれからというところを感じます。しかし『現場で売れてる』という点に関しては、毎期途切れずアニメに出演されている財満さんは確実にそこに含まれていると思います。そういったところからも必ずしもイコールではないという意味を実感しますが、それでも出演作が増えれば増えるほど財満さんの知名度も上がっているのを感じて嬉しくなります。
少しでも財満さんの名前を広めるためにこうしてブログを書いたりしていますが、名前が売れている以上に現場で売れている喜びを改めて噛み締めました。財満さん、ありがとうございまんです!これからも財満さんのペースで役者人生を歩んでほしいなぁと思います。
声優ファンの方は、推しの出演作と音響監督さんに注目してみるとこうした繋がりが見えて面白いかもしれません。推しが現場で売れている様子を見るとえもえもになります。おすすめです!
✩マシュマロあります。お気軽にどうぞ!(返信不要のメッセージもお気軽に!)