ハロー、ハッピータイム!

財満健太さんを世界に推してるブログ

最終回と6/27

ただのオタクポエム日記です。

 

 

2017夏の戦略発表会はライブと合同ということもあり、現地に参加して発表内容を楽しみにしていました。トップバッターで発表された内容はいつも通りの来期決定という文章。それに安心感を抱きながら、来年もまた孫六くんを楽しめるんだと嬉しくなったあの日から8ヶ月後に世代交代を知りました。知った当初はあまりにもショックすぎていい歳したキモオタのくせに大泣きした末に体調を崩すほどふさぎこみました。周りのすべてに八つ当たりをした気がします。本当にすみませんでした。ひとりではこの気持ちをどうすることもできず、ただひたすら悲しみに打ちひしがれる日々を過ごしていました。新情報が流れてくるたびに病んで泣いて絶対嫌だと駄々をこねていました。

しかしこのままでは駄目だと思い、突発的に大バディ祭に足を運ぶ決意をしました。参加したところで後悔しそうな気しかしないけれど、行って後悔か行かずに後悔かを天秤にかけた末に前者を選びました。

そのときの記事がこちらです。お前よくそのステージ見ようと思ったな…………と我ながら感心します。『未来の自分、どうですか????神バディ見てますか????今の自分としてはまずはオールスター編を見られるようになんとかします』と書いてありますが、一切見られていません。見ていたらこんな記事書いてません。オールスター編は最後に孫六くんが登場した回だけ精神を病みながら視聴しました。この記事を書いた頃もかなり辛かったですが、頑張って人の形を保ちながら文字を打ち込みました。イベント自体はとても楽しかったのでまだポジティブな気持ちが残っていますね。このあと跡形もなく消え去ります。

 

事実を知ったのが4月、世代交代は6月でした。つまり2ヶ月あいだが空いていたのですが、ものすごく辛かったです。とにかく辛かった。最終回までのカウントダウンのたびに病んで泣いていっそ早く終わってくれと願っていました。じわじわと迫り来るのは本当に辛かったです。さっさと楽にしてくれと白旗をあげていました。それでもまだ終わってはいないので、孫六くんが登場する機会も残っています。この精神状態で孫六くんなんか見たら名残惜しくなってもっと病んでしまう気しかせず、とにかく早く楽にしてほしいという気持ちでいっぱいでした。そんな中で孫六くんは最終回の前の回に登場しました。その前の回の次回予告にも登場していたので心の準備はできていたのですが、実際喋っているのを見たらボロボロ泣いてしまいました。これを書きながらまた悲しくなってきました。そこにいたのはいつも通りの孫六くんで、これが最後だなんて全然そんなふうには見えませんでした。もう孫六くんを見ることもなければ、この声を聞くこともなくなるのかと思うと、ただひたすらに悲しくて病み散らかしました。この時期が一番精神的に不安定だった気がします。

 

私が推しを好きになったのは孫六くんがきっかけでした。推しのお芝居をたくさん聞いてきましたが、孫六くんとしてのお芝居が一番大好きです!推しの高い声が大好きなので、孫六くんの声の高さが一番好みです。それがもう聞けなくなってしまうことが何よりも悲しくてたまりませんでした。もう二度と新しく孫六くんの声を聞くことができないのだと思うと、ものすごい喪失感に襲われました。今でもまったく立ち直れていません。今後推しを追いかけたとして、孫六くんの声を聞くことはできないのに、果たして好きでいる意味はあるのか????と自問自答を繰り返すほどでした。

さらに言うと、私は孫六くんを大切にしている推しが本当に大好きです。推しを好きでいるうえで本当に大事な要素のひとつです。しかし孫六くんが終わってしまったら過去のキャラクターとなってしまいます。物語の終了とともに孫六くんのことも話題に出さなくなるのでは?と考えたときに、それでも推しのことを好きでいられる自信がなくなりました。自分の中で推しと孫六くんは切っても切れない関係でいることを改めて自覚し、これはもしや『キャラクター=声優』というやつなのではないのかと疑問を抱きました。

声優界隈ではたびたび耳にする『キャラクター=声優』という意味を、私はまったく知りません。よく否定されていることは知っています。しかし、その定義自体についてをまったく知らないのです。声オタ初心者かつどこにもマニュアルがあるわけでもないので、周りの有識者に聞いてまわりました。人それぞれの定義を聞けば聞くほど、やはり自分はそれなのでは????と不安でいっぱいになりました。言葉の意味はまったく分からないけれど、否定されていることは知っています。つまり自分はクソ厄介だという事実に直面しました。今後オタクを続けたとして、過去のキャラクターと声優を重ねて懐古するクソ厄介懐古ゾンビと化す未来しか見えません。どう考えても早く成仏するべきです。それ以前に孫六くんを演じない推しのことを今後も同じ熱量で好きでいる自信がありません。所詮その程度の好きだったんだなと自分に対してひどくショックを受けました。

 

ただでさえショックのあまり疲労困憊のところに厄介を自覚してすっかり気が滅入っていたのですが、さらに追い打ちをかける出来事がありました。こちらのツイートです。

今????このタイミングで????この発言????なに????暗喩????

オタクが最も苦手とするものは推しの意味深ツイートじゃないですか。まぁ死にましたよね。グッサリ刺さって一撃必殺です。推しがこんなこと言っているのに、さよならに強くなれない自分って…………と病みオタクに拍車をかけました。致命的な一言です。どうやったらさよならに強くなれるのか、問い詰めたくなりました。どうしたらさよならに強くなれますか????私は全然強くなれません。もっともっと孫六くんが見たかったし、もっとたくさん声を聞き続けたかったです。全然、全然強くなんかなれません。推しがこんな呼びかけめいたことをしているのに、それに従うことができない自分に嫌気がさしました。

 

こうして次から次へとあまりにも病みすぎてすっかり疲れ果ててしまい、世代交代する6月で私もオタクをやめようと決意しました。私の中で孫六くんを超えるキャラクターはいないし、このまま終わったキャラクターの面影を推しに求めながらオタクをするのは申し訳ない。そもそもとして、私が好きだと思っていたのは推しではなく孫六くんだったのでは????という思考に襲われて、もはや何が何だかわからなくなっていました。自分が今まで好きだと思ってきたこの気持ちは推しではなく孫六くんに対してだったのでは????推しが好きだと口にしながら、そのくせ見えていたのは推しに重ねた孫六くんだったのでは????これが『キャラクター=声優』というやつなのでは????とひたすら悩み苦しみ、2ヶ月ほどその状態が続きました。こんなに辛くなるなら最初から好きにならなきゃよかったと何度も何度も後悔しました。好きだった頃の楽しい思い出よりも、終わることの悲しさと辛さがはるかに上回る時期でした。本当に辛かったなぁ。オタク人生の中で一番病んだ2ヶ月だったと思います。こんなに辛いなら好きにならなきゃよかったと何度も後悔したし、今まで推しに対して好きだと思っていた気持ちはすべて錯覚だったのかもしれないという虚しさでいっぱいになりました。これを機にオタクをやめるけど、6月までは余生を楽しもう。そう思いながらこのブログも更新していました。

 

そうして迎えた最終回。ここまで散々泣き喚いてきた重症激病みオタクなので、もはや寂しさを通り越してようやくこの日がきたのか…………とすら思いました。キャストさんが続々と最後のコメントを呟く中で、推しはいつ呟くのだろうかと緊張しながらそのときを待ちました。私が今後どのような気持ちでいられるのかは推しのツイート次第だと思っていました。後腐れなく他界させてほしい。わがままクソオタクの分際で身勝手ながらそう願っているうちに、最終回に関するツイートが投稿されました。

そこに書いてあったのは一言一句私が求めていた……いや、その期待をはるかに超える最高のコメントでした。まさに天からのお告げです。神です。神様です。

まず『バディファイト、孫六を胸に進んでいきます!』という前向きなコメントです。過去のものにするのではなく、しかし終わりを否定するでもなく、『胸に進んでいきます!』とそれらを両立させているコメントが最高です。それだけではなく、推しの今年の目標である『前に進むこと』をここでも宣言しています。エモい。あまりにもエモすぎる。以前よりご本人さんに対して前に進む姿が大好きです!と伝えていたのですが、そうしたらなんとリジェフェスのパンフで今年の目標としてその言葉を述べているではないですか!それを見たときに、解釈の一致〜〜〜!!!!と感動したのを鮮明に覚えています。それをここでもまた述べているんですよ!解釈の一致〜〜〜!!!!

そして何よりも孫六くんへのコメントですよ!!!!『そんな君がずっと大好きだ!!!今や僕の一部であり最愛最高の相棒よ!』ってもうさぁ〜〜〜泣いちゃいますよ!!!!孫六くんが終わったら過去のキャラクターとなってしまうのではないかというオタクの不安を『ずっと大好きだ!!!』の一言で好き飛ばし、ずっと悩んでいた『キャラクター=声優』についてを推し本人が『今や僕の一部であり最愛最高の相棒』と断言することにより肯定してもらえた気持ちになりました。あれだけ悩んでいたことに対してピンポイントでコメントがくるだなんて、驚くとともにとても心が楽になりました。ここまでドンピシャな答えをくれる推し、神様としか思えない。間違いなく神様です。推しは神様。

さらに『★★★フォーエバーですし★★★』ですよ!!!!終わりを否定するのではなく、そのうえで永遠だという言葉のチョイスが最高すぎます。本当に前向きな気持ちになれました。そして何よりも可愛い。可愛すぎる。こういうおちゃめなところもめちゃめちゃ推せますね!!!!

孫六くんだけではなく、ほかのキャラクターについて触れているのも嬉しくてたまりませんでした。特にハルファスなんて2話しか登場していないにも関わらず、ちゃんとフォーエバーに含まれていて本当に嬉しかったです!たくさんの兼ね役をされていた中で、このフォーエバーに挙げられているキャラクターたちは手紙に感想を書くぐらいに特に大好きだったので、ここでもラインナップの解釈が一致しました。

つまりこの3つのツイート、すべて解釈が一致しているんですよ!!!!すごくないですか!!??これにはオタクも元気になりました。激病みの末に6月でオタクをやめようと思っていたくせに、すっかりHP満タンで蘇ってしまいました。オタクが言うオタクやめるってこの世で一番信用できない言葉だなと思います。もちろん私のことです、すみません。

この一連のツイートを見たときに、孫六くんを大事にしている姿に惹かれたんだよなぁと推しを好きになった当初の気持ちを思い出して懐かしさを覚えました。最終回にして好きになった頃の気持ちを再確認するだなんて少し皮肉だなぁとも思いましたが、それでも変わらぬ部分を見つけた安心感と、自分が悩んできたことに関する答えを見つけられた喜びは何ものにも代え難いものでした。私はやっぱり孫六くんを大事にする推しが一番大好きです。物語が終わってしまったとしても、今後ずっとそれを求めながらオタクを続けると思います。俗に言う『キャラクター=声優』というやつなのかもしれません。しかし推し本人が『今や僕の一部であり最愛最高の相棒』だと断言している以上、そのスタンスでも別にいいのかもしれないと自分自身を肯定できるようになりました。どうしたって孫六くんと推しを切り離すことはできないけれど、別にそれも悪いことではないのかもしれないなぁと前向きに捉えられるようになりました。推しのこのコメントがなければ今頃病んだまま他界していたかもしれません。本当にありがたい限りです。こんなに解釈が一致する役者さんとは今後二度と出会える気がしません。おかげですっかり元気になりました。神様のありがたきお言葉です。オタクをするうえで解釈が一致するかどうかはとても重要なんだなぁと思いました。

 

最終回からひと月が経ち、6/27は祠堂孫六くんのお誕生日でした。最終回を迎えたということで今年はお祝いするのかなぁと少し不安な気持ちがありましたが、例年通りきちんとお祝いする推しの姿がそこにはありました。

寿司Tについての『今日は絶対寿司Tなんだ!』というひと文があまりにも嬉しすぎて笑うどころかボロボロ泣きました。孫六くんはお寿司が大好物です。その孫六くんのお誕生日に合わせて新調して着てきたのかなと思うと嬉しくて嬉しくてたまりません。ちらし寿司に関しても毎年ちらし寿司の日でもある孫六くんのお誕生日に作って食べるのが恒例なので、今年もそれが拝見できて本当に嬉しかったです。放送が終わってしまっても孫六くんへの接し方は変わらないでいてくれることが本当に救いとなっています。

さらにその寿司Tについてつっこまれた際のコメントにもまたボロ泣きしてしまいました。

『寿司が好きな友人の誕生日』『来年のこの日にね』この言葉を目にしたときに感極まりすぎて思考が停止しました。友人!!??来年のこの日に!!??とあまりの衝撃に嬉しさを通り越して情報過多になりました。そして喜びすぎて具合が悪くなりました。病んでも具合悪くなるけど喜びすぎても具合悪くなるという。体力のないオタクなので感情が高ぶると疲れ果ててしまうのだと思います。

この『友人』という距離感がたまらないですよね。最愛最高の相棒であり友人でもあるという、自身と同一視というよりは寄り添うパートナーという位置づけなのが素敵だなぁと思います。『来年のこの日にね』という約束も最高です。それはつまり来年も孫六くんのお誕生日をお祝いする気があるということなので、たとえ物語に終止符が打たれてもお祝いするのはやめないんだなぁと心の底から安心しました。

大好きなキャラクターの声優さんがそのキャラクターにちなんだ服を着てお誕生日をお祝いし、さらにはそのキャラクターを『友人』と紹介したり、来年のお誕生日のお祝いまで約束しているだなんて、これほどまでに幸せなことはありません。粋な計らいだなぁと思います。

 

世代交代してから1ヶ月ほど経ちましたが、未だに終わりを受け入れられない気持ちがとても強いです。全然さよならに強くなれそうにもありませんが、一番辛かった時期に比べるとはるかに心が軽くなりました。『こんなに辛くなるなら好きにならなきゃよかった』と毎日のように泣いてふさぎこんでいた自分が、孫六くんへの愛に溢れた推しのツイートのおかげで『好きになれてよかった』と前を向けるようになりました。終わりを知ったときは本当に辛くて悲しかったし、今でも胸が痛いけれど、それでも好きになれてよかったなと思います。キャラクターや作品をここまで長く深く好きになることはもう二度とないと思います。毎年孫六くんのお誕生日とバレンタインには本社に孫六くん宛としてお手紙とチョコを贈っていました。孫六くんを推してほしい。ただその一心で欠かさず贈っていました。公式からネタキャラ扱いされても私は一度たりともそんなことを考えたことはありませんでした。あの高くてツンとした品のある声が何よりも大好きでした。独得な語尾を違和感なく台詞に馴染ませるお芝居が大好きでした。聞けば聞くほど新たな発見があって、それをお手紙に綴るのが楽しくて仕方ありませんでした。孫六くんを通して推しと出会えたことに感謝しかありません。改めまして、4年間お疲れ様でした!孫六くんと出会えて幸せです!

f:id:zaimer:20180629214444p:image

★★★フォーエバーですし★★★